14人が本棚に入れています
本棚に追加
薫が放送室に呼び出されている頃、風夜も呼び出されていた。
風夜「旭ー!!」
体育館の扉を力任せで開きエンペラーの幹部 時宗 旭〈トキムネ アサヒ〉の名前を呼ぶ。
旭「ようこそ!風夜くん」
体育館の壇上に腰掛けている旭。
風夜「余裕だな」
旭「まあな、こっちには転校生がいるからな」
ここにいない薫の名前を顔色を変えずにだす。風夜は薫が呼び出された事は知っているがどこに呼び出されたまでは知らないかった。
風夜「俺のダチをかえせ!」
旭「無事に返して欲しくわ。黙って死ね」
風夜「くっ…」
風夜の頭には薫を無事に助けることしかなかった。
風夜「やれよ」
旭「やれ」
旭がそう言うと50人の旭の部下が現れる。
風夜は50人にかこまれ殴られる。風夜は抵抗せずに殴られ続ける。
風夜「うっ……」
風夜は倒れこむ体力が限界にさしかかっていた。
「風夜!テメーもバカだよな!」
「薫はここにはいねぇよw」
「まんまと騙されたな」
風夜「くそが……」
「助けなんてこないからなw」
すると、勢い良く扉が開いた。
最初のコメントを投稿しよう!