僕の学校と僕の友達

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僕とコタと透くんは1-Bで、白哉先輩は2-Dだった気がする。 委員会や役員は毎年ゴールデンウイーク前に決まり、生徒会と委員長は2年生がやることになっている。 「 夏休み中って言ってもやっぱりお昼時は人たくさんいるね。」 食堂に着くと学校が始まっている時ほどではないがたくさんの生徒がいた。 「 部活の奴らが多いなぁ~。あ!サッカー部の奴らだ!おぉーい!」 そう言って手をぶんぶん振る透くん。 遠くで部活仲間と思われる人も笑いながら手を振りかえしている。 てか声大きいし目立つ! 「 目立つだろ鼻血。」 コタがベシっと透くんの頭を叩いた。 そういえば学校の名前紹介してなかった! ここは私立金城学園高等学校です。 校舎も土地も広く、教員はすべてエリート。 食堂はレストラン並みで、授業内容はトップクラス。 ただ、あまりにも有名な御曹司、跡取りの生徒がいるため一般的に公な活動はしていない。 もちろん学校内のセキュリティは万全。 スポーツも盛んに行っているが、将来スポーツ選手になるためではないので高体連などには出場しておらず、大会は全て海外で行っているんだとか。 そこで優秀な成績でも、やっぱりスポーツの道に行く人はいない。 完全なる進学校なんです。
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