1074人が本棚に入れています
本棚に追加
2人と分かれて部屋に戻り、さっそくシャワーを浴びる。
僕の部屋はワンルームで一人部屋。
一般生徒は2人部屋でリビングとそれぞれに部屋があるみたいだけど、僕は特待生という理由で一人部屋になった。
トイレとお風呂は別々だし快適だけど、ちょっとさみしい。
シャワーを浴びて携帯を見ると白哉先輩からLINEがきていた。
『 7時に部屋で待ってる 』
だそうだ。
…あれ本気だったんですね。
白哉先輩は普段あんな喋り方なのにLINEとかには絵文字もスタンプもあまりつけない。
最初怒ってるのかなって思ってたけど、どうやら違うみたい。
なんか色々と掴み所のない不思議な人。
了解!って感じのスタンプを送り、携帯をテーブルにおいた。
「 ふぅー…」
朝は行こうか行かないか悩んでたのに普通に行く感じでスタンプ送ってしまった…。
コタ怒るかなー?
なんてことを考えながらソファに倒れこむ。
今日は疲れたけど楽しかった。
やっぱり友達に会うはいいなぁ
これから夏祭りだし!
頭にバスタオルをかけたままで、髪はまだ濡れている。
僕の髪は濡れていれば黒く見えるが乾いていると結構茶色い。
これは地毛で、目の色素も薄いのでちょっとコンプレックスだったりする。
純日本人なのになぁー。
最初のコメントを投稿しよう!