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………っ絶対からかわれた!
かっこいいからって何してもいいわけじゃないんですよっ!?
撮り終わってからすぐに先輩と距離を取る。
嫌だったわけじゃなくて、ただただ恥ずかしい。
「 先輩、その写真すぐに削除してくれてもいいですよっ」
無意識に言葉が早口になる。
「 えー、嫌~。待受にする~」
「 ま、待ち受け!?ダメですっ」
誰かに見られたらいらぬ誤解を招くではないですか!
とか言って男同士だから何も問題無いのか?いや、男同士だから問題あるのか?
「 ん~、じゃあLINEのプロフ画面ならいいー?」
「 いやいや、それこそおかしいですって…あ、でも僕白哉先輩のトーク背景画面にしたいです。送ってもらえません?」
ちょっと女子みたいかなって思ったけど、僕もなんだかんだ言って白哉先輩の写真が欲しかった。
…イケメンだし。目の保養になるし。
「 んー、いいねそれ~。じゃあ俺もトークの背景にしよー。」
お揃いっ!
なんか照れ臭かったけど嬉しい。
友達とこういうことしたことないからかな?
自分の携帯をテーブルからとり、LINEのトーク欄を見た。
そこにはコタのトークと透君とのトークがある。
そうだ!コタや透君ともやってみよ!
でもコタは嫌がりそうだなぁ。
嫌がるコタの顔が浮かび、思わずふふっと笑ってしまう。
なんだか視線を感じて先輩をみると、
白哉先輩が無表情でこちらを見ていた。
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