勘違いと保健委員のお仕事

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そういえばご飯食べてないや。 改めて認識するとお腹は空くもので。 「 先輩、ご飯食べました?」 「 うん。生徒会のみんなと食堂で食べたよぉー。」 やっぱり生徒会の人達ってみんな仲良しなんだな。 「 そうですよね。僕まだ食べてなくてお腹減ったんで今食べてもいいですか?」 「 もちろーん。」 先輩がそう言ってくれたので、僕はお婆ちゃんが送ってくれた冷凍の炊き込みご飯を温め、同じく送ってくれた漬け物とインスタント味噌汁を食べることに。 先輩には家にお茶しかなかったので時間潰しにと、テレビを付けてお茶を用意した。 ソファの前にしかテーブルがなかったのでちょっと恥ずかしいけど先輩の前で黙々とご飯を食べていく。 「 ハルちゃんリスみたーい。」 そう言ってパシャリとまた写真を撮られた。 口にご飯が入っていて反論出来なかったので不機嫌な顔をするとまた写真を撮られた。 急いでごくんとご飯を飲み込む。 「 恥ずかしいから取らないでくださいっ」 「 変な顔~。」 携帯を見ながらケラケラと笑う先輩。 くっ悔しい… どうせ変な顔ですよ…。
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