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「 で、僕は何をすればいいんですか？」
「 あぁ～、んとねー。」
そう言って動き出す先輩。
やっぱりさっきのダンボールが仕事と関係あるみたいだ。
「 保健委員の仕事として会長に頼まれたんだけど～…」
聞けばこのプリントの束は食品衛生に関して、今回夏祭りを開催する上で食中毒予防とか保健センターに提出する書類らしい。
これを1クラス10枚づつホチキス留して分配するんだって。
そして1番大変なのがプリントの回収。
提出してもらわなきゃいけない物は回収を行うので、明後日までに全クラスをかけめぐらなければいけない。
わぁ、めんどくさそう。
でもこの学校は3学年で18クラス。プラス生徒会と教職員の屋台をいれても20冊だ。
ていうか…
「 僕、これくらいなら1人でやりますよ。白哉先輩、会計のお仕事もあるんじゃないですか？」
「 大丈夫だよ～。ハルちゃんに全部任せるわけにはいかない。」
にっこり笑う先輩。
でも無理してる…今だってすごく眠たそうだもん。
「 今日くらいゆっくりしてください。たまには先輩の役に立ちたいですし。」
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