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「 汗臭くなんかないよ~。ハルちゃんはいっつもいい匂いするー。」
ペロ。
ん?
首に何か湿った物が触れた感じがした。
これって!!!
「 ギャーっ!白哉先輩舐めた!?ダメです僕汚いですっ」
前屈みになって逃げようとしたらバランスを崩して倒れる。
すると先輩は更に押し倒し、僕に覆いかぶさるように体制を変えた。
「 んー、美味しー。ハルちゃん、もっと舐めていい?」
ダメに決まってますがな。
「 ご、ご遠慮願いますっ」
と言っても僕の言うことを聞く人ではないことはすでにわかっているのでちょっとした絶望を味わう。
「 え~、そんな泣きそうな顔しないでよー。止められなくなるー。」
あぁ、白哉先輩相変わらず変態…
白哉先輩が頭を僕の首に埋めようとした瞬間、ゴツっと鈍い音がした。
「 何やってんですか変態先輩。」
「 痛いなー、今日も容赦ないね浩太郎くーん。」
「 コタっ」
神のお助けっ…
コタは缶ジュースで先輩の頭を叩いたみたい。
多分結構痛かっただろうな…。
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