超高校級のイレギュラー(俺)

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隼人「これで鍵を閉めてくれ。」 「はいはい。」 一般的な常識は知ってるみたいだな。 俺が先を歩いてると 隼人「おい、早く行こうぜ。」 「リード付けなくでいいの?」 ニヤニヤしながら俺に言ってきた。 隼人「噛むぞ。」 「冗談よ。」 隼人「はぁ、犬用の鞄みたいなの買わないと…………」 「元の姿で歩けない理由でもあるのかしら?」 隼人「家出した。」 「えっ、また家出したの!?ボウヤも懲りないのね。」 着物を着た女性がやれやれと言った感じで言う。 隼人「今回は完璧な家出だから大丈夫な筈なんだよな。受かった高校も言ってないし。」 「私がボウヤを狼にした理由は分かる?」 隼人「お前の事とか分かるわけないじゃん。」 「そう言うと思ったわ。理由は、ボウヤが一人で怒りとか憎しみとか色んな感情が渦巻いてるのを見て思ったわ。ボウヤは狼と似てるってね。」 隼人「なるほど、一匹狼って事かwwでも、話はこれで終わりだ。」 「そうみたいね。」 俺達は商店街の前まで来ていた。 『ボウヤの名前を聞いてなかったわね。」 隼人『俺は隼人だ。てか、念話するなよ。』 『良いじゃない。私はカオスよ。』 隼人『神様じゃんww』 俺は神と同等で喋ってたのかよww 『ボウヤが復活させたのよ?』 隼人『うわww、俺って天才ww』 『はぁ、ボウヤの感情と考えが上手く把握できないのが気になるわ。』 隼人『てか、ここだぞ。』 精肉店に着いた。 「らっしゃい!、どのお肉が欲しいんだい?」 隼人『一番いいのを頼むって言ってくれ。』 カオス「一番いいのを頂戴。」 「一番いいのはこの肉だな。松阪牛のサーロインだ。何グラム欲しいんだい?」 隼人『六百グラムだ。』 カオス「六百グラム頂戴。」 「ろっ!六百グラム!?お嬢ちゃんお金は足りるのかい?」 隼人『これで、払ってくれ。』 俺はカオスに札束を渡す。 カオス「いくらかしら?」 「四万二千円になるけど……………」 カオス「なら、五万円からでいい?」 「ま、毎度あり。」 あー、店主のおっちゃんビックリし過ぎて動きがカクカクになってるww 俺達は無事に買い物を済ませた。
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