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"次に会う時を楽しみにしてます"………か。
嫌な予感しかしないなぁ。
俺が教室で本を読みながら待機してると
「今日は皆居るわねぇ。」
先生が入ってきた。
はぁ、何だろうか。主人公みたいな奴が居ないなぁ。
最近は隠れ主人公的なにかが流行ってるのか?
まぁ、女性比率もあるしな。男子で目立つ奴は滅多に「キャー!」居るみたいだな。
この歓声を始まりに
「あんまり大きい声出さないでよ。」
「そんな事よりチャージしてよぉ。」
「私もされたーい!」
キャーキャーキャー
女子が外を見る。
なにこれ?、儀式でもしてんのか?
廊下には男二人と女が三人という並びで歩いていた。
あの隣にいた奴可哀想だな。
あれが、脇役と言うものか。
カオス『ねぇ、私の部下が何か言わなかった?』
隼人『お前の事をある方とか言ってたぞ。』
カオス『あの子は組織的に言えば幹部だから凄く口が固いのよ。』
隼人『まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど、あいつは何であんなに戦う気だったんだよ。』
カオス『いや、その、ボウヤが子供だった時に力を授けたって言っただけなのよ。そしたら……………』
隼人『戦いたいって言い出したのか………』
カオス『あの子…………分からないことは確かめたいって言う質だから。』
俺は念話を切った。
隼人「はぁ、なんてこったい。」
俺は祈るようにして寝た。
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