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隼人「ん?、もう終わりか。」
俺はチャイムと同時に目を覚ました。
すると
《生徒の呼び出しを行います。1年1組の灰村 隼人君は今すぐ生徒会室に来てください。》
校内放送が流れた。
隼人「な、名指しだと!?」
おいおい、俺ってなんかしたっけ?
「灰村君、HRは良いから行って来なさい。」
隼人「分かりました。」
俺は教室から出て生徒会室を目指した。
までは良かったんだが
隼人「やべっ、生徒会室の場所わかんねぇ。」
見事に迷った。
うーむ、帰ろう。見付からなかったし、帰っても問題は無いだろう。
俺が帰ろうとすると
「ふむ、君は生徒会室を探しているみたいだな。」
後ろにはめ○かちゃんの様に凛と胸を張った女が居た。
隼人「ははは………………聞き間違いです。」
「いや、私は確かに生徒会室と言う言葉を聞いたぞ。」
うわぁ、めんどくさい。
しかも、腕章も付いてるじゃん。
隼人「失礼しましたぁ。」
よし、もう逃げよう。それしかない。
「では、無理にでも連れていこう。」
女が俺に手を伸ばした瞬間に
バチィ
隼人「ぐっ!?」
感電させられた。
そして、俺は女に抱えられて連れていかれた。
いや、本来なら避けてたけどあんまりやり過ぎると魔法使いってバレてしまう。
はぁ、上手く身体も動かないしなぁ。
大人しくしてるかな。
俺は数分間の間に抱えられながら生徒会室に着いた。
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