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私が止まっていることにリッパーさんは気づく。
「僕の犯した罪に驚いたかい? だけど、これだけは信じてほしい。 僕は君を助けたいと思っている」
「まぁお前の好きなようにするべきだな。 だが、お前の選択によっちゃぁ死ぬことになるぞ!!」
小屋から、出てきながらガルシアさんが言う。
さっきまで、座っていたから分からなかったけどガルシアさんは身長180㎝くらいの長身だった。
ガルシアさんに気づいたギルドの一人がまた驚いたかのように声を発する。
「アレッサンドロ・ガルシアまでいるぞ!! なぜあの女にこいつらが付いているんだ!?」
私は、リッパーさんを信じていいのか分からなかった。
ギルドに捕まったら死ぬって言ってたけど嘘かもしれない。
でも、それが嘘ではないことはギルドの一人のハゲた男によってすぐに分かった。
そのハゲは私の方へ迫りながらこう言った。
「俺たちは、あの女を殺すことが任務なんだ。 ジェイス・リッパーとアレッサンドロ・ガルシアは含まれていない。 あの女をねらえーー!!」
ハゲた男は、自分の腰にさしていた刀を抜き斬りかかろうとする。
やっぱり、私はギルドに狙われているんだ。
私は、死の恐怖のあまりに動くことが出来なかった。
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