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小屋には四角いテーブルとそのテーブルにあわせてイスが5個おいてある。
その椅子にガルと呼ばれた赤髪の短髪で 、これまた私と同じ年頃の少年が座っている。
リッパーと呼ばれたこの彼は椅子に座るなり私の方を向いて「さぁ君も座りなよ」と言った。
私は、言われた通り椅子に座ると、ガルと呼ばれた男が口を開いた。
「で、リッパー問題ってのは何なんだ?」
「それは、後で話すから。 とりあえず、自己紹介から始めようか。 僕の名前はジェイス・リッパー、年は17歳。リッパーって呼んでくれていいから」
「じゃあ、次は俺が言うか。 俺は、アレッサンドロ・ガルシア。 16だ。 ガルでもガルシアでも、どっちでもかまわねーよ。 」
ガルシアさんが言い終わると、二人を私の方を向いた。
「え、えっと私は、大石 瀬奈(オオイシ セナ)って言います。瀬奈で構いません。ね 年齢は16です。よろしくお願いします。」
私が言い終わるとリッパーさんが話し始めた。
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