華蓮と葬舞と…

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朝。 教室内にて。 龍宮「お。おはよう会長。」 華蓮「やぁ、おはよう。其で話とはなんだい?」 龍宮「いや。前いきなりアンノウンに攻撃されたんだけどさ」 華蓮「はぁ!?」 龍宮「最後まで聞いてくれ。そいつ、メルティア…だったかな?がさぁ、去り際に『また今度…』って言ってたんだ。」 華蓮「メルティアが?…彼女の性質上、戦いを挑んだ相手に捨て台詞を吐いて逃げるなんてあり得ないだろう…」 龍宮「そうなんだよ。あれ、『TYRANT』だろ?だから気になったからさ。」 華蓮「わかった。ありがとう、少し考えてみる…」 この時、僕はまだメルティアの言葉の『真意』を理解していなかったのだ。
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