第1話

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あなたは覚えていますか 私たちが出会った頃のこと 私はつい昨日の様に覚えているよ ドラマで見るような出会いだったね 私は片思いをしていた人に振られて、近くの公園のベンチで落ち込んでいたときにあなたと出会ったね 「・・・ッ、あ~ぁ振られ、ちゃ・・った・・・」 私は泣いていたのかな あなたは声をかけてくれたね 「・・おい、大丈夫か?」 あのとき正直に言ってびっくりしたよ 気づいたら目の前にいたんだもん 「!?・・・すみません、大丈夫です」 「元気ねぇな」 「えぇ、まぁ」 優しく声をかけてくれたね・・・嬉しかったよ 「・・・片思いしていた人に振られてしまって」 「・・・そうか。まぁ、まだお前も若いんだし次の好い人見つけろよ!」 この時は私は中学3ねんであなたは高校を卒業したばっかりだったね 「若い人に言われたくない!」 「おぉ、わりいわりぃ!」 「笑わないでよ////」 私はこの時からあなたに惹かれていたのかも知れないな 「ヤベッ!もうこんな時間かよ!!」 「あ、宿題あったんだった!じゃあ私は帰りますね」 「ちょ、ちょっと待て!」 「何ですか?」 「アドレス交換しねぇ?」 「嫌です」 「えぇ!?何で?」 「たった今知り合った人に教えますか?普通・・・」 諦めるかなと思ったらあなたは 「いつでも相談のるよ?」 諦めなかったよね この時私「バカじゃないの」って思ったんだ 「まあ、あなたを信じますよ」 私たちはお互いのアドレスを交換したね 「じゃあ私はこれで!」 この時あなたは何て言ったか覚えてる?普通は「またな」とか「じゃあな」とか言うのに、あなたは 「メールくれよ~」 えぇぇ!!?って驚いちゃったよ 何か返さないとと思って 「わかった~」 って言ったっけ 懐かしいな
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