惹-ひ-

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あ!付け足しッス! 寺田屋から少し…まぁ…歩いて行けなくもない距離の所には、もう一つ。 鳥羽・伏見の戦いが勃発した時、新撰組は伏見奉行所に屯所…と言うか布陣していたのですが。 その跡地も見れます。 写真はないけど… ただ今は、伏見奉行所跡の石碑と、北側にちょびっ…と石垣の一部が残ってる程度です。 ほんで伏見奉行所跡の近くには薩摩藩が布陣した、御香宮神社(ごこうのみや)があります。 旧幕軍と薩摩藩の睨み合いは、こんなにも近かったのかと驚く距離ですね。 その激戦により、伏見奉行所は焼け落ちてしまいましたが、近くには魚三楼という店があるんです。 そこは焼ける事はなく、今も店の格子には激しい戦いの跡が。 銃弾痕です。 きつく抉(えぐ)ったような… 今の銃弾ではなりそうにない、生々しい痕がやはり戦いの激しさを彷彿とさせ、胸が痛くなる。 時間があったらそこまで足を伸ばすのもまた、一興。 なんてね?
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