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「ちょ、ま、テミ痛い!」
「当たり前ですわ!ポピーの茎は鞭のように使うと本気で痛いと近くの小学生の中で有名ですから!」
「小学生かよ!」
そういいながらテミの鞭を何とかかわしながら弓で痛くなさそうなところを攻撃する。
これは、集中力のあるブルースだからことできることである。残念だが、体力は無いのでだんだん動きが鈍くなってきているのが分かるが。
「んははは!さあ、この美人で罪作りな私の前に跪くといい!
それとミドリ…………寒くないんですか?」
「ばっか!寒くないわけないだろ!だから心の中で獣の魂(ハート)を燃やして戦ってるんだよ!
ってか最初にへんな言葉を発するなこのナルシスト、変人、シラガーマン」
「シラガーマンってなんですか!……そうですか、私の魅力に嫉妬しているのですね。ほら、跪け。
それと魂をハートって……まあ、火があれば多少は……ってマゼンダ!私の後ろで炎を使わないでください!アイスボールが溶けます!」
「じゃあ氷魔法今度教えろよ。雷ってものすんごく扱うの難しいんだから!」
「無理な話ですねぇ。私の美しさを理解できるようになったら教えてあげてもいいですけどね」
なんとも涼しい顔をして多少溶けかかってるアイスボールをポンポン飛ばしてくるルファ。
それを華麗に斧でサックサク切ってゆくミドリ。だが、多少溶けているので少し服が濡れている。
……雷の書に変更したって、どうせは少し熱を使うわけだから変わらないと思うけれどなぁ……
「おー、がんばれがんばれ。俺を楽しませてくれ」
「……クロウ、たのむ、そんなこといってるなら交換してくれ」
「あいあいさー!あー、やっと楽しめる……」
「……クロウアルカ……ちょっとタンマ。武器とか変えたいアル」
と、言う訳でこの3人はちょっと休憩。ほかの人たちは休む暇も惜しいとばかりに戦いまくっている。
まあ、夢中になれるものがあるって事はとってもいいことなんだけどさ。
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