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「あーあ、走って行っちゃったなぁ。まあ。騒がしいのいなくなって良かったけど」
「マゼンダ、それ言いすぎ」
そんなほのぼのとした(?)トークを繰り広げていたら、パタンと本を閉じる音が。ああ、クロウが本を読み終わったんだな。
ちなみに、今までクロウはソファーの上で本を読んでいました。教室にソファーあるとかすごくない?此処のクラスだけ特別だからね!別に何持ってきたって良いんだよ。此処の教室、クッションとかいっぱいだよ!
えー、話戻して。さっきまで行われていたマシンガントーク(討論とも言う)が、ブロントの登場によって見事なまでに終了しました。
まあ、そんな訳でテミはルファをつれてルファ専用の『椿の間』まで行ってしまった。
ブルースはなにやら怪しいぶ厚い本を読んでいるため、自分の世界に引きこもり中だ。
ミドリは何か面白い本を探すために図書室まで行ってしまったので、此処に残ったのは私とクロウのみ(ブルースは自分の世界n(ry
「……マゼンダ、額どうした?」
「ほ、ほえ?額?……えと、床との愛情の印?」
「無理矢理ボケなくてもいいから。ぶつけたんだろ?ほら、手当てしてやるからこっちこい」
ぽんぽんと、自分が座っているソファーの隣を叩く。説明しなくても『此処に座れ』という意味だ。
まあ、そういうわけでヒョコヒョコポフンとクロウの隣に座る。
そしたらタオルかなんかで冷やしてくれた。ちょっとしたことでも、とっても嬉しい。
……此処に、小さな楽園ができた(嘘です
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あ、そうそう、ちなみに……
「あれ?私忘れられてるアルカ?ずっと此処に居たんアルが」
「……ほんと?ごめん、マジで気づかなかった。クッキー作ってあげるから許して?」
「うん。マゼンダの作る料理サイコーアル!」
「あはは、そんなにはしゃがないでよ。あ、このことは皆には内緒で」
……こんな裏話が会ったとかなかったとか。
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