エブリスタの短歌

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自分の歌でも思いますもん。 うわやっちゃってるわー。 ってのが。 短歌を続けるならば、誰もが思うのかもしれません。 まあ、止めろ言われても詠んでしまう人だけがやったらいいんじゃないですか。 あ、裾野を広げようとしている人に怒られますね。 でも、短歌にこだわらなくて良いと思うんです。 詩心を持つ人が、詩でもなく俳句でもなくなぜ短歌なのか。 この国でかつて和歌が祈りや呪いであった名残だと思うんです。 短歌が「私性の文学」と言われて、個人の心情を移しやすい形なのは。 だから言葉に鈍感な人は、標語を作りつづければ良いのです。 標語は人の心に届くテクニックですからね。 私は同じ三十一文字でも、別物だと思っています。
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