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平明な言葉で見たままを。
そう思って育児の短歌を作りました。
記録です。
「昼寝する吾子の寝息は波に似て我の心の澱を流しつ」
少なくとも今よりは丁寧に、観察して歌を詠んでいました。
昼寝と寝息が重複しているので、三十一文字の無駄使いですね。
今直すとしたら
「まどろみの吾子の寝息は波に似て我の心の澱流しゆく」
ですかね。
まどろみは舟を漕ぐという言葉もあるので、歌全体のイメージにも沿うかと。
流しゆくのほうが、川から海へいくような広がりがある。
波に洗われるという方が気持ちには合う表現ですが、動きがない。
この歌はエブリではなく普段参加している歌の場で出したものです。
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