予感

3/17
前へ
/34ページ
次へ
そう言って千夏は笑うけど この仕事をしていると 家でゆっくりテレビも見れない 生活だけに流行のアーティストとか 全くと言っていいほど ついて行けないのが現実。 「有名なプロデューサーだろうと 何だろうと、あくまでも インテリアコーディネートの クライアントってだけの事よ。 身分とかそんな事はどうでもいいの」 「それはそうですけど… なんか有名人のお部屋を コーディネート出来るなんて ちょっとテンション上がりません?」 まぁまだ若い千夏だけに それは仕方のない事なんだけど あくまでもこれは仕事であって そこに特別な感情とか そんなものは一切あってはならない。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4524人が本棚に入れています
本棚に追加