疑心暗鬼

21/21
前へ
/35ページ
次へ
それでも彼女とならこの距離を 乗り越えられると信じてた。 彼女と俺の心は深く 繋がり合えたと思っていた。 けれど… それはもう無理だ。 アイツにだけは敵わない。 「香織… もう…俺達… …終わりにしようか」 画面の中の彼女は その言葉に泣き崩れて行った。 恭一さえ現れなかったら… こんなに怯える事もなかったのに…。 恭一じゃなかったら…。  
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3219人が本棚に入れています
本棚に追加