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それでも彼女とならこの距離を
乗り越えられると信じてた。
彼女と俺の心は深く
繋がり合えたと思っていた。
けれど…
それはもう無理だ。
アイツにだけは敵わない。
「香織…
もう…俺達…
…終わりにしようか」
画面の中の彼女は
その言葉に泣き崩れて行った。
恭一さえ現れなかったら…
こんなに怯える事もなかったのに…。
恭一じゃなかったら…。
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