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「2年後に必ず香織の元に
帰るから…
俺を待っていてくれる?」
キスと入れ替わりに
落ちて来た彼の言葉に
思わず目を見開いた。
それって…まさか…
戸惑ったままの私に
もう一度彼は短いキスを落とす。
「小野さんとも約束したんだ。
2年間でお互いに実績を
作ろうって。
結末がどうなるのか…
それはまだ俺にも解らない。
だけど…
俺は必ず香織の元に帰るから」
「……遥斗……」
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