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「チーム分けの廃止の件は
以上、決定事項なので
皆、今日から頑張ってくれ。
それと宇佐美が抜けた分の
補充で大阪支社から
異動してもらった橋本祐弥君。
橋本君、挨拶して」
小野部長が視線を向けたのは
あの若そうな男の子。
よくよく見ると、
パッチリとした目が
とても印象的で
だけど何となく危険そうな…
そんな雰囲気を纏った男の子だ。
「どうも。橋本です」
無駄な言葉は一切言わずに
そのまま椅子に腰かけた
橋本君を見て隣で千夏が
小さくぼやいた。
「なんか感じ悪い」
うん、確かに。
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