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コーヒーを入れて来てくれた美杏が
俺のパソコン画面に広げていた
香織のロックチェアを見て呟く。
「プランナーでありながら
こんな作品を作った
前島さんに負けてられませんよね。
私、来年のコンペで
全社No.1目指して頑張ります!」
「急にやる気だな?」
クスッと笑いながら言った俺に
美杏はニコリと笑って。
「認めて欲しい人が
またひとり増えましたから」
ん?
それはもしかして…?
「小野部長…か?」
その質問に美杏は
笑いながら頷く。
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