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「なっ…なにが?」
少し焦ったように聞き返した
千夏に橋本君はクスクス笑って。
「アレに決まっとるやろ~。
今夜試そうな、千夏」
「バッ…バッカじゃないの?!」
「せやかて彼氏はビビッて
してくれへんのやろ?
そんな情けない男なんて
辞めとけ辞めとけ。
俺が千夏に女の喜びってもんを
教えたるで」
橋本君の爆弾発言に
冷や冷やしながら
チラリと見た小野部長の手は
いつの間にか固く握り絞められて
拳が小さく震えているような気がする。
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