波乱の忘年会
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「あ、いいよ橋本君。 千夏、歩けるよね?」 「ほぇぇ?」 「あかんやないか。 ええわ、ちょっと貸して」 ひょいっと千夏をお姫様抱っこした 橋本君が宴会場から さっさと出て行く姿を 呆然と見守る社員の目。 それに気後れしながら追いかける私。 橋本君、やりすぎじゃないの? なんて疑問を感じつつ 部屋に向かう途中。
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