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「2年後に…私の気持ちが
変わっていなかったら…
その時初めて私と小野部長は
一緒に歩み出せるんだと思います。
だから…私もあと2年…
部長と一緒に頑張ります。
部長が目指している場所に
私も一緒にたどり着けるように」
「…千夏…」
「周りから見たら
お互いが好きなのに
付き合わないなんて
おかしいと思われるかも知れません。
だけど…
私は小野部長の思いを聞いて…
納得出来たんです。
橋本の気持ちも本当は
すごく嬉しかったけど…
やっぱり私は小野部長が好き。
だからあの人を信じて
2年待つことにしました。
課長と東雲さんみたいに
私も頑張りたいです」
千夏はそう言って
吹っ切れたかのように
笑顔を見せた。
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