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「前島さん…俺は9年間
ずっと君を見つめて来た。
だけどもうそれは本当に終わり。
俺はこれから千夏だけを
見つめて行こうと決心したから。
だけどね…
ひとつだけ前島さんに
謝っておかなければ
ならない事がある…
…ごめん」
そう言って小野部長は
立ち上がって私に頭を下げた。
「小野部長…?」
首を傾げて聞いた私に
小野部長は静かにその言葉を紡ぐ。
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