2859人が本棚に入れています
本棚に追加
俺的には、娘さんを
僕に下さいとか
幸せにしますとか…
色々考えて来た言葉があるのに
香織の親父さんには
俺が言うより先に
それを言われてしまった。
「遥斗君、ウチの香織を嫁に
貰ってくれるんだろ?
この娘は、じき34歳なんて
いい年のくせに
嫁に行く気もなくて
困ってたんだよ」
「もうお父さん!
恥ずかしいから
そういうのやめてよ!」
「でも香織、遥斗君に
お嫁さんにして貰わなかったら
もうあなた嫁げる所も
ないわよきっと」
「心配されなくても
ちゃんともう遥斗から
言って貰ったから
大丈夫だってば!」
言い合う親子を苦笑いしながら
見つめる俺を
クスクス笑いながら見てる藍さんと
姪っ子の美羽ちゃん。
最初のコメントを投稿しよう!