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翌日。
香織と降り立った草津温泉の
バスターミナル。
すっかり雪に覆われた
その景色に緊張感が増す。
「結構雪多いんだな」
「うん。
だけどこれくらいならまだ
積もってない方だよ」
…マジか。
けれど雪景色の中
両手を口元に持って行って
はーっと息を吹きかける
香織の姿がまるで
1枚の写真みたいで。
彼女の色白さが
余計に眩しく見える。
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