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「おかえり、香織」
早速聞こえた声と…
香織に向けていた笑みが
すっと消えて俺を睨む…兄の図。
…ですよね。
そう思いつつ、
俺は頭を下げた。
「ただいま。
お兄ちゃん、
こちら東雲遥斗さん」
香織が紹介してくれて
俺はジロリと見つめられる
その瞳に自己紹介。
「初めまして。
香織さんとお付き合いさせて
頂いております、
東雲遥斗と申します。
よろしくお願い致します」
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