飛鳥 1

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そんな飛鳥と私が、どうやって仲良くなったのか。 それは、――――。 ある、ゲームがきっかけだった。 私が持っていた、あるキャラクターのシャープペンシル。 それを、飛鳥がたまたま目にしたことで、私たちの関係は始まったのだ。 突然、――――。 「裕木さんて、ゲームするの?」 「えっ?」 声をかけられた瞬間、私は魔法にかかってしまったかのように、固まってしまった。 だって、あの、西田飛鳥、だよ。 入学して2か月、目も合ったこと、なかったのに。 「これ、『The Secret Garden』のジョシュアでしょ?」 「え、ああ、…うん」 嘘、でしょ…。 正直、面食らってしまった私は、パチパチと瞬きを繰り返すだけ。 「裕木さん、ジョシュア、なんだ。 私、アシュリーなの」
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