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僕らは幼なじみだけあって、小さいころはよく遊んだ。
兄貴たちも一緒に。
毎日、毎日――
僕ら兄弟と静音は一緒だった。
響兄が小学校から帰ってくるのが待ち遠しくて。
凄いよね。
小学生で幼い兄弟や幼なじみの相手をサラッとやってる響兄。
そんな響兄だから、母さんたちは僕らにいっつも
『皆、響みたいな優しい子にならなきゃね。
困ってる人がいたら手を差しのべれる人に…
でも、響になれって言ってる訳じゃないのよ?』
なんて…そんな難しいこと小さい僕らに理解できる筈もなく。
でも響兄は大好きだから四人は
「「はぁ~い!!」」
もちろん、お利口さんな返事を返してた。
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