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私を助けてくれた少年の名は、白鷺巡(シラサキジュン)。
新聞に顔と名前が、載っていた。
彼の将来の夢についても・・・・・。
私が彼処に立っていたせいで・・・。
だから・・・、私は『神切り』を決意した。
『神切り』とは、産まれた時からずっと伸ばしてきた長い髪を切り捨て、神官としての役目を捨てること。そして、親との縁も切ることを示す。
『神切り』をしたら、もう二度と親や親族に会うことはできない。
もちろん、話すことも・・・・・・・。
誕生日や祝い事を一緒に、祝うことも・・・・・・できなくなる。
それでも、私の覚悟、決意は変わらなかった。
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