第1話

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眠たい……。 それが今、俺が思っていること 大学の講義が退屈で仕方がない 単位が高いからって理由で受けた、薬物の危険性と正しい使い方。 そんなのは知らなくたって世の中生きていけるよ…… 「―――え~、ですからこの薬は世界でも決められた医者が決められた量でしか――――」 教授の言ってることが呪文すぎて理解不能だ さらに、俺は窓際に座っていることもありカーテンからもれる太陽の陽射しを良い具合に浴び、少し開いている窓から心地よい風が流れ込んでくる。 あぁ、駄目だいよいよ本格的に眠たくなってきた。 俺は自分のリュックを枕代わりにして、重たいまぶたを閉じた。
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