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「拓君、食堂についたよ?」
香奈は心配そうな顔をしながら言ってきた。
また、考え込んでしまった、考え事をしているとボーッとして周りが見えなくなってしまう。
悪い癖だ直さないと。
俺と香奈は食券を買い、券を食堂のおばちゃんに渡した。
俺の方が早く出来上がり受け取った。
俺達はお互い向き合う形で席に座った。
「あれ~、拓君またカレーなんだ、毎日食べて飽きないの?」
「いやいや、ここのカレーは無駄に美味しい、それに安いから貧乏学生にはありがたい、カレーを作ってくれたインドの人に感謝しなくちゃ。」
「でも、毎日カレーは栄養バランスが良くないよ?たまには魚とか食べないと」
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