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前に雪菜と来た展望台へまた来た
「また来たね」
雪菜がにっこり微笑む
「そうだな」
「誰も私達の事を知らない場所へ行きたい誰も知らない所に…」
「雪菜…」
「優…」
俺達は唇を重ねた
雪菜…俺達は何で兄妹(キョウダイ)なんだろう
血をわけあった兄妹
神様は俺達を何で他人にしてくれなかったのだろう
神様、俺達は離れない
お互いが必要以上に必要としてる
未来がないのは分かっている
溺れていく…離れられないんだもう
体もお互いスゴく求めてる
「雪菜。俺達はずっと一緒だ。遠くへ行こう。そして何度も愛し合おう。雪菜愛してる―。」
キスをして抱きしめあった
お互いを確認するかの様に―…
俺達はきっと生まれる前からふたりでひとつだったんだ―…
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