第五話~最終話~

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前に雪菜と来た展望台へまた来た 「また来たね」 雪菜がにっこり微笑む 「そうだな」 「誰も私達の事を知らない場所へ行きたい誰も知らない所に…」 「雪菜…」 「優…」 俺達は唇を重ねた 雪菜…俺達は何で兄妹(キョウダイ)なんだろう 血をわけあった兄妹 神様は俺達を何で他人にしてくれなかったのだろう 神様、俺達は離れない お互いが必要以上に必要としてる 未来がないのは分かっている 溺れていく…離れられないんだもう 体もお互いスゴく求めてる 「雪菜。俺達はずっと一緒だ。遠くへ行こう。そして何度も愛し合おう。雪菜愛してる―。」 キスをして抱きしめあった お互いを確認するかの様に―… 俺達はきっと生まれる前からふたりでひとつだったんだ―…image=476808700.jpg
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