第五話~最終話~

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周りがざわつき始めた 「あなたの大切な人?」 ちえみが小声で言った 「あぁ」 「行きなさいよ私も結婚なんか望んではないわ」 「ありがとうッ」 俺はちえみから離れると走って雪菜の所へ向かって 雪菜の手を取った 母さんの声が聞こえた気がしたけど無視した 雪菜と会場を後にした 「はぁはぁはぁ。ここまで来れば大丈夫だろう」 俺は言った 「はぁはぁはぁ。優!」 雪菜が抱きついてきた
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