2013.10.4

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※勉強中のため、情報は正確ではないかも 「不育症」ってご存知でしょうか? 育児放棄、ではなく、 妊娠はするけれど流産や死産を繰り返し子が得られない ケースです。 その原因は様々で、年齢、親の遺伝子、子の遺伝子を作る際の異常、子宮奇形、などなど。 遺伝子異常などはいわゆる出生前診断ができます。が、それで出産できないと決まるわけではなく、自然妊娠で産むケースも少なくないそうです。ちなみにダウン症とかとはまた別のお話。 流産を数回経験しても産める可能性は十分にあります。10回くらいになると統計的には厳しいみたい。 というような講義を先日受けました。で、私が言いたいのは。 胎児のもとが生まれるときって、結構な頻度で異常が起こり得るんです。異常が起こってしまった場合、胎児にはなれないんです。育てられないと判断されたものは流産となります。 産まれて大丈夫、と判断されたものが育てられるんです。妊娠って、赤ちゃんが生きられるかどうか見定めて成立するんです。 私たちは何の感慨もなく暮らしているけれど、産まれる前から関門突破してきた運の良い存在だと思います。逆に、異常はいくらでも起こり得た。 紙一重。誰が悪いとかじゃなく、たとえ異常をもって産まれてきても「育てられた運の良い存在」であることに変わりはないんじゃないかなぁ、って。 女性は子がいないと一人前とみなされない風潮が生き残ってる日本ってどうなんだろう、とか。 そもそも今の社会体勢じゃ育児ツラいよ、とか。 そうは言っても生物学的に男女差は消せないな、とか。 もんもんと考えた講義でした。 友達と議論して「男と女がそれぞれ適所で動けるといいよね」ってなりましたが。もちろん仕事をする前提。 答えはないんだろうなぁ。
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