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連続の3連休も終わり、久々の月曜授業。
午前中は薬理学ー(^^)
聞いた名前が出てくるので好きです。
講義のなかでですね、良くない薬の飲み合わせについてやったのですよ。そのうちの1つに「アレルギー性鼻炎の薬(テルフェナジン)とグレープフルーツジュース」 というのがあって、グレープフルーツの成分が薬成分の代謝を邪魔してありすぎると良くない物質を大量発生させちゃって、その結果、最悪死に至るケースがある、というもので…。
アレルギー性鼻炎もちの私は寒気がしましたね。たぶん飲んでた薬は違うやつでしたが。コップ2杯のグレープフルーツジュースで死亡なんて嫌だ。
こういう相互作用があるから薬の飲み合わせには気を付けなければいけないんだそうで。あ、一応お断りしておきますがすべてのアレルギー性鼻炎薬がグレープフルーツ駄目というわけではありません。
もうひとつ。薬の形態にも深ーい理由があるのだそうです。
どこで吸収させたいか、すぐに効果発揮させたいか、じわじわゆっくり効果発揮させたいか、など考えて薬の形が決まるそうで。
例えば腸で吸収させたかったら、その前に通過する胃で溶けてしまわないようなコーティングにする。じわじわゆっくり効果発揮させたいなら、ゆっくり溶けるようなコーティングにする。すぐに効果発揮させたかったら粉末や薄いコーティングにする。など。
飲みにくいからと言って粉砕して飲むようなことをしたら薬剤師が泣きます。
ってか意図した効果が得られない、と。
薬を飲むときの水が少なすぎても喉に貼り付いたりなかなか溶けなかったりするのだと。だいたいの薬はコップ1杯の水がベスト。
薬、形だけでも奥深い。
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