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神々が生み出したユグドラシル。その実を取る事はつまり、世界そのものの怒りを買う事であった
ユグドラシルは突如異形の怪物となり、世界に住む者達から魔力を奪いだしたのだ。魔力を奪われた者達はその体は消滅し、抜け殻だけとなる。力を手に入れたユグドラシルは人間達の元へと走り出した……。
しかし、アダムとイブは何年にもわたる戦いの末ユグドラシルを倒し、世界中の人々の魔力をかき集めユグドラシルを巨大な魔力の塊に封印し、宇宙へ飛ばした
それがこの世界の“月”と呼ばれる星であり、世界の人々は月を“ 不吉の象徴”として恐れている
ユグドラシルが封印されてから、イブは“世界を守った女神”と呼ばれるが元々全ての種族を纏めるのに圧倒的な力を見せつけたアダムは“破滅の神”と呼ばれ人々から畏怖の念で見られ続けた
そして、人々はアダムを“新たなる脅威”と呼び討つべく襲い掛かった
人々の裏切りに絶望したアダムはたった1人で世界を相手に戦争を仕掛け、自分と対照の存在イブと幾度となく争いを続けた……。
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