オレンジ色の詩

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夕暮れが街を染め   子供達の笑う声も消える頃   『さようなら』   この言葉が寂しくて   もっと伝えたかった   話したかった   少しうつ向く僕に   そっと手を振る君   精一杯の笑顔で手を振り返す   またね   夕暮れに消えていく   オレンジの色をした君の背中   一番に光る星は   僕の帰り道を照らした
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