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「沙月、采羽、それに羽柴君、久しぶりだな。帰ってきてたのか?」
「父さんこそ!いつ帰ってきたの?」
采羽姉さんが問うと、お父さんは照れたように笑った
「実はついさっきなんだよ。所で皆どうしたんだい?」
「…………」
何て説明しよう、どこから話せば良いのだろう
考えれば考えるほどグルグルと変に混ざってしまう
「…3人とも、部屋に戻ってなさい。父さん今から母さんと話があるから」
優しいけど、強い意志が込められた言葉に私達は頷き部屋を出た
「父さん分かったのかもね。私達の顔を見て、さっきのこと」
苦笑いで、そう言った姉さん
私と椿さんもそれに頷いていた
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