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「し、き…?」
もしかして、起きたの?
気づくと扉を開けていた
すると、目に映ったのは上体を起こしている志樹
志樹は驚いた顔で私を見てて、八重樫さんは鋭く睨みながらもどこか悲しそうな表情をしていた
「…良かった…!志樹、起きたのね」
看護師さん達に知らせなきゃ
そう思って志樹達に背を向けたときだった
「待って沙月!」
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