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「…おっ、迎えが来てるぞ」
「え…?あっ」
私たちの、後ろにいたのは
「志樹…!」
「沙月」
優しい声で私の名前を呼ぶ
「どうして…学校は?」
「早く会いたくて、サボってきた」
悪戯をした子供のような笑顔を浮かべる彼に私もつられて笑ってしまった
その後ろからゴホンと咳払いをするお父さん
「父さん。ごめん…ありがとう」
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