Epilogue

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「沙月…ありがとう」 志樹が笑ってる 昔みたいに歪な笑顔じゃなくて、心から笑ってる その事が嬉しくて、私も笑顔を見せた 「これからよろしくね」 私たちは赤羽家を離れて2人で暮らすことになった すっかり住み慣れた街を離れるのは寂しいけど、遠く離れた地に住むことに少し安心している自分もいる …きっと、椿さんにはもう会わない…
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