第1話

3/10
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
そのゲームの会計を済ませると店を出た、そして帰り道私は少女とお喋りをした[ねえ!どんなゲームでよく遊んでるの?]少女にそう聞いてみた、すると私はある事に気が付いた、まだ少女の名前を聞いていなかった…その事に気が付いた瞬間「あ、名前まだだったよね?私は未菜!」少女はこちらを振り向きにっこりとそう自己紹介をしてきた「未菜って言うんだ?私もね漢字は違うけど美奈って言うの!」何だかこの時少女との親近感が生まれたような気がした…それから私達は友達になった、 「ねえ未菜、今日買ったゲーム今度一緒にプレイしてみない?」私は少女にそう訊ねてみた、すると未菜は「良いの?ありがとう!」そう即答で返事を返した……「じゃあ今週の土曜日に公園で待ち合わせしよ?」そう少女に言って私はベンチから立ち上がり公園を出た「美奈!時間は朝10時ね」未菜はそう言うとこちらに走って来て、私にはいタッチすると家に帰って行った「ただいまー」暗くなった頃家に帰り誰も居ない玄関にそう言って部屋に入った、そして座布団に座り買ってきたゲームをテーブルの上に置くと私は洗面所に向かい手洗いうがいを済ませた……。 ワンワン!すると窓の外で吠える生き物がこちらを見ていた、「シュタイン、どうしたの?」この子は飼い犬のシュタイン名前は私が付けたんだ、何故シュタインと言う名前かと言うとこの子は子犬の頃から賢いの!「ボールを取ってきて?」 そう言うとかごに入ったボールを桑えてシュタインは言った通りの物を持って来てくれた、だからこの犬は昔の偉人の名前…「さっきからこっち見てる」余りにうるうるした目でこちらを見ていたので、つい窓を開けてしまった…するともう大変な事になった、ワンワンと騒がしいくらい吠えると勝手に走って部屋に侵入してきた「こらっ!」私は シュタインを怒鳴った、するとやはり賢いのかシュタインは走って庭に戻った…ワンワンとまだ吠える犬はある一ヶ所をじーいと見始めた…、
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!