対単純矢倉

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3図以下の指し手③ ▲68銀△87角成▲65桂△69銀 ▲48玉△86馬▲73銀△58金 ▲38玉△68金▲72銀成△同飛 ▲63金△67金▲53桂成△62歩 (結果図) ▲68銀は駒を節約しつつ受けて反撃を待った手。 これに対して速い攻めがないので△87角成とするのが良いだろう。 次の狙いとしては △69銀▲48玉△58金▲38玉 △68金▲同金△66飛 がある。 △87角成は▲68同金の時に角当たりを避けてる、△86飛と回れる余地を作っているのだ。 この変化を防ぎつつ、反撃に転じる▲65桂はなかなか厄介な手。 後手は△69銀と味をつけてから△86馬と53の地点を防ぐくらい。 ▲73銀が厳しい一手で、受けていてもキリがない。 例えば△32飛は ▲72銀不成△同飛▲63金 でかえって攻めが早くなる。 そこで△58金~68金と攻め合いにでるのが好判断。 ▲72銀成で62銀成は△同金としておいて大丈夫。 ▲81飛には△42玉と逃げてもいいだろうし、△61歩と底歩を打つのも厚いいい手である。 ▲53桂成で72金は△42玉と金の逆側に逃げておけば分かりやすい。 そして本譜▲53桂成には後手困ったようだが△62歩が凌ぎの好手。 結果図以下 ▲72金は△53馬だし▲62金からバラしても先手の攻めは続かない。image=476988664.jpg
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