笑みは無い

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「遺書だそうだ」 夫が私の横の椅子へそっと封筒を置いて部屋を出ていった。 なぜ、こんなことになってしまったのだろう。 芸人になって、みんなを笑わせようとしていた幸雄が、なぜ。 夫の置いていった遺書を手に取った。
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