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今度はまた更に頭が白くなりました。妊娠、流産。そのキーワードだけで夢みたいです。
「子宮外妊娠だと本来赤ちゃんが育つ場所にいないんだ。栄養がいかず流産してしまう。中で出血してお腹に血が溜まると手術をしないといけない。中で血が止まれば良いんだけど…取り敢えず明日、日曜日だけど特別診察します。動き回ったらいけないよ、安静にしていなさい」
正直、現実味がありませんでした。母に報告し父に伝え、姉は初めて聞く子宮外妊娠にびっくりしてました。
病院を紹介してくれた妊婦の友人は心配して電話をしてきてくれましたが現実味が沸きません。
だって妊娠、流産同時に分かったのです。私の体は今何が起こっているのという気分です。
日曜日、病院に行くと特別診察の患者が何人もいました。診察カードを出し、また長い時間待つつもりでいたら先回しで呼ばれました。先に呼ばれた事に申し訳さがありましたが、驚きが大きかったです。
また血液を取られてエコーをし、旦那さんを呼ばれました。
「…中の出血が止まっています。様子見をします。ですが、動き回らないで下さい。油断しては駄目ですから、急にお腹が痛くなれば病院に来なさい。夜でも」
先生の注意に戸惑いながらも安心しました。ですが次は明後日に来ることになり、仕事先に事情を話しました。自分でもよく分かっていないのですが、男性の上司は流産というキーワードにかなり心配してました。
近くに住んでいる姉は姪を連れて心配して見に来ました。ただ、子宮外妊娠の事を分かっていない私達は大丈夫だと軽い気持ちでした。
ですが、看護師の母の心配もあり。自身の体の不安でネットで子宮外妊娠を調べました。
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